11. ダンボール収納をやめよう。

 新しい家やマンションに引っ越して1年以上経過したのに、まだ物がダンボールに入ったまま。
 こんな状態をハウスクリーニングに伺ったお宅でよく見かけます。

 

 私たち、掃除や片付けを仕事にしている者からすれば、1年以上ダンボールに入っているモノ=不必要なもの。中身を見ずにそのまま捨ててしまうのが一番です。

 とはいえ、重要な書類などが入っていたら…高額なものが入っていたらもったいない…という気持ちがあったりしてそんなに割り切って捨てられませんね。

 だから、まずはダンボールの中身を勇気を出してぜんぶ床に出してみましょう。そして、四つのカテゴリーに分けていきましょう。

 

1. すぐに捨てるもの(同じものが家にある。今後絶対使わない。)

2. 捨てないもの(高価なもの。重要な書類など)

3. いちおうとって置くもの(今は使わないけど、今後使うもの)

4. よくわからないもの(不必要だけど、捨てる勇気の出ないもの)

 

1はすぐに捨ててください。

2は、なくさないようにしっかりファイリングなどして保存。

3は、使いやすい場所、適切な場所に移動しましょう。
4はこのままダンボールに戻して半年後また仕分けしてください。

そして、半年間いちども必要に思わなかったから、すぐに捨てるに分別できるようにしてみてください。

 1~3がダンボールから卒業したぶん、ダンボールの数をへらすようにつめなおして物置きに収納します。

 

こうすることによって、ダンボール収納のダンボールの数を減らしていきましょう。

 

また、もったいないけど使わないものは、人にあげたりリサイクルショップにもってゆくなど、誰かに使ってもらいましょう。

その際には、あとまわしにせず、かならずその日のうちに行動しましょう。その日が無理なら必ず何日までに、誰にあげるか、どこのお店にもってゆくか決めてカレンダーなどに記入しましょう。

 

大切な人から頂いた洋服やお人形は、洋服なら切れ端を思い出にファイリングしてみたり、お人形なら思い出として写真に残してみたりして、ありがとうの気持ちを残してからさよならしましょう。