今年の夏は、梅雨は長雨でジメジメが続き、梅雨が明けると猛暑・酷暑が何日も続くとの長期予報がでています。
そこで、パニック的状況となるのは、エアコンです。
新しく買う時も、梅雨明けには1カ月待ちになってしまうなどの予想が出ています。私たちエアコンクリーニングの業者も梅雨明けになりますと、今日・明日で来てもらえませんか?という問い合わせが毎日のようにきます。
ですが、1日に作業できる訪問数は限られており、どうしてもお待たせすることが多くなってしまいます。夏本番になる前に、エアコンクリーニングをお勧めいたします。
まずは、簡単なお手入れを兼ねて今エアコンがどのような状況なのかチェックしてみましょう。
〇まずは、故障がないか、電源を入れて冷房の風が出ているかチェックしましょう。
あわせて、風向きの羽が上下するか、左右に動くか(手動のものもあります)動作確認してみましょう。
〇前面のふたを開けてフィルターの状況をみましょう。
ホコリだらけになっていれば、外して掃除機で吸ってあげましょう。
前面のフタは、硬くなっていることもありますので、慎重に閉じてください。無理やり閉めようとすると部品破損につながります。特に、10年以上経過しているエアコンは樹脂が劣化しているので注意が必要です。
ホコリの付いたフィルターは、掃除機の隙間ノズルやブラシノズルで吸い取ってしまうのが簡単です。
キッチンに近いエアコンはベタベタしていることもありますので、その場合は油汚れ洗剤などをスプレーしてブラシでこすり洗いして、お湯で流します。
〇続いて吹き出し口をチェックしましょう。
・黒いポツポツがないか。
・ホコリなどがついていないか。
〇奥のファンも同じようにチェックします。
ホコリは、軽く絞った雑巾でキレイにしましょう。
黒いポツポツは、ブラシなどでこするととれやすいです。
ちなみに、黒いポツポツは、カビよごれです。これは放っておくと、カビ臭さの原因となりますし、部屋中にカビの胞子をまき散らすことになります。
奥のファンは、手が届きませんので触らないようにしましょう。とくにホコリだらけの場合は、触るとポコポコホコリが飛び出してくるようになってしまいます。あまりに汚れている時には、エアコンクリーニングを依頼されたほうがいいです。
こちらの写真は3年前にクリーニングを行っているエアコンです。
黒いポツポツやほこりがついています。
このくらい汚れていれば、カビ臭さもでてくるのかなと思います。
そろそろエアコンクリーニングしなきゃダメかな?と検討される状態です。
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