お風呂のカビは定期的な乾燥をお勧めいたします。

 8月になって、毎日暑い日が続きます。エアコンクリーニングのご予約も沢山いただいています。これから、お盆明けますと、エアコンクリーニングのご予約が減り、お風呂のお掃除のご依頼が増えてきます。

 

 夏場は、湿度と気温がカビの繁殖にとてもちょうどいい時期です。特にお風呂の中は、絶好のカビ繁殖の条件がそろっています。特に以下のようなお宅では、カビが大繁殖している可能性が高いです。

 

  1. お風呂のお湯を貯めて、次の日に洗濯などで使用している。
  2. お風呂のお湯を貯めて、次の日もお風呂を沸かして入っている。
  3. 毎日、家族のお風呂の時間がバラバラで、お風呂がいつも濡れた状態。
  4. 浴槽の下のエプロンが外せるタイプのお風呂で、一度も外して洗ったことがない。
  5. いくらお風呂を洗っても、ヌルヌルしている気がする。
  6. お風呂のあちこちに、黒いポツポツが見えてきた。
  7. お風呂の窓の内側に、アミ戸やブラインドが設置してある。
  8. お風呂から出たら、特になにもせず放置している。

 以上のようなお風呂では、湿気と温度がカビの住みやすい状態となっている為、注意が必要です。

 

 対処法としては…

 

  • お風呂のお湯は、貯めておかない。家族全員が使い終わったら、お湯を流し浴槽を軽く洗う。
  • なるべく同じ時間にまとめて入るようにする。夜入るなら、朝シャンをやめる。
  • エプロンの中を洗ってみる。(これが一番重要)。エプロンの外し方がわからないなら、説明書をみてみる。説明書がないなら、ユニットバスの型番がお風呂のどこかに書いてあるので、それをネットで検索してみる。
  • お風呂の扉はしっかり閉めてから、お風呂の換気扇を回す。これによって、お風呂の扉の下から天井の換気扇への上昇気流をおこし、お風呂が乾燥しやすくなります。お風呂に窓がある場合は、窓と扉を全開にして風を通す方法もあります。
  • お風呂のアミドやブラインドはカビの温床になりやすいので、月に一度は除菌したいところです。除菌方法はいろいろあります。
  • お風呂から出る時に、お風呂全体に冷水を撒いて温度を下げておくのも効果的です。また、面倒でも水切ワイパーなどでお風呂の壁の水滴を除去すると、早く乾いて乾燥できます。

 また、以下のようなものがあると便利です。

 

〇蓄圧式噴霧器と次亜塩素酸ナトリウム

 

 お風呂のアミ戸やブラインドやお風呂全体を除菌する場合は、噴霧器4Lのお水に対しキャップ一杯程度ピューラックスをいれて、噴霧器でたっぷりかけます。撒いている時はしっかり換気して噴霧器はあまりキリが細かくならないように、吹き出し口を回して調整します。霧を吸い込まないように気を付けて、又、絶対に目に入らないように気を付けてください。10分ほど放置してから、シャワーでしっかり洗い流します。

 においが気にならなくなるまで洗い流してください。

 

※服に、ピューラックスがかかると、服の色が漂白されてしまって台無しになりますので、白いTシャツなどで作業するのをお勧めします。また、天井に噴霧するときは、一番最後にお風呂の外から手を伸ばしてかけるようにすると、頭からかぶらずにすみます。

 ピューラックスの濃度を濃くすると、黒カビなどを漂白できますが、素材を傷めたり、危険度も増しますのでお勧めいたしません。

 

 多少、危険を伴うさぎょうになりますので、自己責任でおねがいいたします。