8.汚れを削り落とす。

プロは、よごれをいろいろな方法で落とします。

1.水で洗い流す。

 これは、基本中の基本。お水をつかって洗浄します。

2.洗剤で落とす。

 お水で落ちなければ洗剤で汚れを分解します。

3.熱で分解を促進する。

 油よごれなどは、お湯を使うなどして分解を早めます。

4.傷をつけて洗剤を浸透させる

 たわしなどで汚れに傷をつけることにより、洗剤を浸透させます。

5.こすり落とす。

 たわしやスポンジでこすって汚れを落とします。

6.ヘラ等ですくう

 べっとりついた油汚れは、雑巾で拭く前にヘラで回収します。

7.ヘラ等で削る

 硬くなった汚れは、こすっても素材を傷める恐れがあるので、

ヘラなどで削っておとすことがあります。

 

 今回は、7番のヘラ等で削る方法を紹介しましょう。

 普段私たちハウスクリーニング業者は、いろいろなヘラを使っています。素材にあわせてやわらかいものから、とても硬いもの、細いもの、太いもの、小さいもの、大きいものなど様々です。

 金属のヘラを使うことが多いのですが、家庭で使用するには技術がひつようなので、気軽に使える代用品を用意しましょう。

 

 期限の過ぎたキャッシュカードや会員カード、プリペイドカードなどが代用できます。しかも、金属のヘラとちがって素材に傷がつきにくく、それでいていろいろな汚れを落としてくれます。

 たとえば、お風呂の蛇口まわりの白い石のような汚れ!

場所によっては、たわしでこするよりカードでコリコリ削ったほうがすばやく落とせます。

 

 ガスコンロやフライパンの焦げ付きなどもカードでゴリゴリ削れます。

クシュクシュにしたアルミホイルなども効果的です。

 

ぜひやってみてください。

プロはこんな道具を使っています。